アウトドアの聖地として人気の北海道ニセコ。国立公園の羊蹄山やニセコ連山などの大自然に囲まれたリゾート地です。
ニセコと言えば、スキーですよね。極上のパウダースノーが楽しめるというだけあって、国内の方だけでなく海外の方からも高く評価されています。
実際、スキーシーズンになるとお客さんの9割が外国人で、特にオーストラリアからの方が多いです。
そのため、リフト係りやレンタルショップのスタッフだけでなく、英語力のある人を求めるホテル勤務の求人も多数。
- スキーやスノーボード好き
- 留学やワーキングホリデーを考えている人
- 留学やワーキングホリデーから戻ってきた人
当てはまる人にとって、ニセコはベストなリゾバ勤務先です。
求人によってはリフト券無料も含まれているので、スキー・スノーボード好きにはたまらないでしょう。
また、オーストラリアへの留学やワーキングホリデーを考えている人は、国内でワーホリしている感覚で英語の勉強になるでしょう。さらに、留学・ワーホリ経験者からの貴重な情報や体験談を聞けます。
そこで、この記事ではニセコでのリゾートバイト体験談を紹介します。
仕事内容、寮の雰囲気、休日の過ごし方や持ち物に関する情報など、余すことなく解説しています。
ちなみに既にニセコで働こうとしている方。
人気がある求人は、今も他の方が申し込んでいると思ってもいいほどの争奪戦なので、どんどん消えていってしまいます。
なので、いい求人が取られないように、さっそく探してみるのをおすすめします。
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ニセコってどんなところ?
ニセコは道央の西部、後志(しりべし)管内のほぼ中央に位置し、東に国立公園羊蹄山(1,898m)、北に国定公園ニセコアンヌプリ(1,309m)の山岳に囲まれた丘陵盆地。
札幌市や小樽市から南西に位置しており、札幌市や千歳空港からは車で約120分、小樽市からは車で約90分の圏内にあります。
ご存じのとおり、ニセコは世界的にも有数のスキーリゾート地で、世界中のスキーヤーたちが憧れる雪質を誇っています。
特に、リゾートホテルやレストランが密集している「ひらふ」地区を歩いていると、外国人観光客ばかりのその光景に、まるで外国のスキーリゾートに来たかのような錯覚に陥ること間違いなし。
他にも羊蹄山で登山したり、羊蹄山の麓を流れる川でカヌーやラフティングをしてみたりと、1年中アクティビティには事欠きません。
ニセコ町
ニセコ町は田舎ですが、スキー場やホテルなどの施設が多くあります。
私が働いていた冬の時期は、車の通りも少なく雪景色が広がっていました。
買い物は徒歩で10分のニセコマートへ行くか、15分ほど歩けば農協や地元のスーパーがありました。
ニセコ町のスーパーや農協は、北海道で収穫したジャガイモ、ニンジン、タマネギがとても安かったものの、ほかの野菜は置いていないか、驚くほど高かったです。
現地収穫の野菜で作ったシチューやカレーは格別においしかったです!
また、有名なカフェ等はなく、地元の飲食店がちらほら程度。そのために「地元のチーズを使ったハンバーガー」とか「生ラムの焼肉」などなど特産品を存分に味わうことができましたよ。
なので、ちょっと不便ではありますが、田舎の良さに触れることもできるのが魅力。
ただ…観光地なので、すべてにおいて観光地価格です。
観光地は少し物価が高いといいますが、ニセコは他の場所と比べて、さらに攻めの価格でしたね。
倶知安町(くっちゃんちょう)
倶知安町はスタッフがクルマで大量に買い物をするときに一緒について行ったことがありますが、ニセコ町よりはほんの少し栄えており、チェーン店もニセコよりありました。
マックスバリューなどもあって、食料品の品揃えは良かったしニセコのお店よりも安かったので助かりました。
ただし、食料品は豊富でも衣類などを買うお店はなかったので、休日に札幌か小樽まで遠征が必須。
買い物以外には、カラオケなどの娯楽がニセコ町にはないので、みんなで仕事が終わったら遊びに行きました。
当然みんな車を持っていなかったので、社員さんの車に乗り合わせでしたね。
ニセコヒラフ
ヒラフはニセコの中でかなり栄えている場所で、人もたくさんいます。
主にオーストラリアのお客さんが多く、まるで海外にいるようでした。
標識も英語で書いてあるし、英語を話せるスタッフも多いので、あちこちで英語が飛び交っています。
また、お店もたくさんありますが、主に外国人向けの飲食店やウィンタースポーツのウェアなどを取り扱ったお店が多かったですね。
なので、休みや仕事終わりに飲みに行ったりして、海外の人と交流を深めたい人はヒラフで働くといいでしょう。
ヒラフは寮費が高かったり、相部屋がほぼ必須になってきます。また求められる英語力や中国語力が高い傾向にあります。
派遣会社によっては、ヒラフで働くには電話での英語テストが必要ということもありました。興味があれば挑戦してみてもいいでしょう。
ニセコでのリゾートバイト体験談
ここからは私のリゾートバイト体験談を紹介します。
仕事内容、寮の雰囲気、休日の過ごし方を中心にお伝えします。また、ニセコの冬は想像よりも寒いので筆者が役立った持ち物の情報もまとめています。
実際にリゾバするときに役立てください。
仕事
私は国際スキー場の隣にあるホテルのレストランで働きました。
具体的には、レストランスタッフとして昼はビュッフェスタイルのレストラン、夜は日本食レストランでの勤務でした。
勤務していたホテルは、外へ出ればゲレンデという好立地の場所にあったので、たくさんの海外のお客様がいらっしゃいました。
昼のビュッフェスタイルのレストランでは、以下が主な仕事内容となります。
- お客様が使った食器を下げること
- 食器や料理、ドリンクの補充
なので、技術が必要だったり英語が話せる必要もなく、体力と元気さえあればこなせる仕事でした。
大変なのは夜の日本食レストラン。ホテルのレストランでは通常のファミレスの仕事よりはずっとハードでした。
特に以下の2つのことが最初は大変でした。
- メニューを覚えてコース料理を出すこと
- 英語で対応すること
私はファミレスでのアルバイトの経験が3年ほどあるのですが、ざっと仕事内容を説明すると以下のとおり。
- 席に案内する
- オーダーを取る
- 料理を運ぶ
- お会計をする
もちろんファミレスと同様の対応もするのですが、夜の日本食レストランではコース料理を出していたので、お客さんのペースに沿って料理をださなきゃいけません。
また、日本人のお客さんはほとんどいなくて、中国とオーストラリアの人ばかりで、すべての接客は英語でこなさなくてはいけません。
でも英語の接客はマニュアルがあったので覚えれば大丈夫でした。つまり、慣れればだれでも接客することができます。
さらに、ワーキングホリデー経験者やネイティブのスタッフもいましたので、困ったらお願いすれば大丈夫でしたよ。
寮
寮費は派遣社員だと月に5,000円、水道・光熱費は無料で個室でした。
いくつかの求人を見ましたが、ニセコの寮は以下の条件が多くて無料の個室寮がなかなかありませんでした。
ニセコでの寮の条件で多かった内容
- 家賃が最低5,000円以上
- 2~3人で相部屋
でも最低3か月は生活しなくてはいけない場所なので、妥協せずに個室寮が見つかるまで探すことにしました。
私が利用した寮はとてもきれいで快適に生活することができました。
私が利用した寮の環境
- 男女で分かれていて安全
- 寮監が目を光らせていて清潔
- 1階には多目的スペースやキッチンあり
- キッチン用品の貸し出しあり
- 風呂やトイレは共同
立地は職場から車で20分ほどで、車を持っていない人のために定時に社用車でお迎えが来ました。
ほとんどのスタッフはリゾートバイトのスタッフなので、社用車に乗って仕事へ行きます。慣れれば快適です。社用車の中でスタッフと会話したり、アニメを見たりできますし。
ちなみにこの社用車に乗れないと、バスはないのでタクシーを呼ぶことになります。毎日寝坊してタクシーを呼んで現金が底ついたスタッフもいるので要注意。
休日の過ごし方
休みの日は基本的にみんなウィンタースポーツをしてます。スタッフのほとんどがそれを目当てに来ていますからね。
ちなみに、ニセコの雪はパウダースノーとして知られていて転んでも痛くないし、滑っているときの感覚が本州のスキー場とは比べ物にならないくらい気持ちが良いです。
私が働いていたところは、リフト券が無料なのと、装備のフルセットの貸し出しが1,500円ほどでした。なのでみんな滑りに行きました。
みんなすごい頻度で滑っていたので、すごく上達していました。
滑ったことがなかったスタッフも、上手なスタッフやインストラクターに教わって滑れるようになっていました。
他には、観光も楽しいですよ。休日に小樽や札幌などに買い物へ行ったりもできます。ちょっと遠いけど…
必要な持ち物
必要な持ち物は防寒具です。
北海道は暖房がしっかりしているから快適なのですが、やはり外に出ると本当に寒いです。凍えます。
以下は絶対に必要です。
- ダウンコート
- スノーブーツ(もしくは長靴)
- マフラー
- 手袋
これらがないと冗談抜きで本当に死んでしまいます。10分と外にはいられないでしょう。
特にダウンコートは、しっかりしたものを選びましょう。薄いものや風を通しやすいものだと本当に寒いです。
私はアウトドアブランドのものと、かわいらしい薄いコートを持っていたのですが、薄いコートは外に出ただけでもうだめでした。
なのでオススメするのはアウトドアブランドのコートです。試しに-20度の日に外をウォーキングしてみましたけど、問題はありませんでした。
次に必要なのは、雪道を歩くので足が冷えてしまわないためのスノーブーツです。
スノーブーツを履かずに、普通のスニーカーで歩いていると本当に冷えます。
末端がすぐに冷えてしまうので、かなり痛いです。また、凍傷などの危険性もあるので危ないです。なので絶対に履くようにしましょう。
加えて、できれば少し長めの長靴を履くといいでしょう。
私は短めのものを履いていたのですが、雪が積もっている日に歩いていると靴の中に雪が入ってしまいました。くるぶし辺りがとても痛かったです。
せっかく寒さから足を守っているのに、これだと意味がないですね…。なので経験上、長めのスノーブーツを推奨します。
ニセコでのリゾートバイトのメリット・デメリット
世界のスキーヤーたちが憧れる雪質のリゾート地、ニセコ。
ニセコでリゾートバイトするメリット・デメリットを体験談をもとに紹介します。
ざっとメリット・デメリットを先にまとめました。
メリット
ニセコでのリゾートバイトのメリットを先に紹介します。
ご飯がおいしい
メリットの1つ目はご飯がおいしいことです。
北海道で採れた海の幸、山の幸を存分に堪能することができました。しかも地域で採れた食材は本当に安い!
野菜にしても魚介にしても新鮮で驚きます。なので、外食だけでなく料理をするのも楽しかったです。
ウィンタースポーツが楽しめる
メリットの2つ目はウィンタースポーツが楽しめることです。
ほとんどの施設ではスタッフが無料か格安でスキー・スノボを滑ることができます。
「スノボをしたいからニセコに来た!!」というスタッフもいるくらい有名なスキー場です。それを毎日破格で堪能できるというのは幸せですね。
異文化交流ができる
メリットの3つ目は異文化交流ができることです。
ニセコには海外のお客さんがたくさん来ますので、必然的に外国人と触れ合うようになります。
来日しているお客さんは富裕層も多く、旅行中もあいまって、おおらかで明るい人たちが多いです。
だから話していくうちに、新たな価値観がうまれてくるようになります。留学やワーキングホリデーを考えている人には、貴重な経験になりますよ!
デメリット
ニセコでのリゾートバイトのデメリットを次に紹介します。
日用品の買い出しが大変
デメリットの1つ目は日用品の買い出しが大変なことです。
日用品は小さいスーパーやコンビニで買うしかありません。しかも、歩きで買い物に行くのであまり多くのものを買えません。
飲み物や洗剤なんて買ったらもう重たくなってしまいますよね。だから自分の体力と相談して買わなくてはいけません。
加えて、吹雪などの日は買い物に行けないことも。前が見えなくなってしまって命の危険もありますからね。だから不便なのです。
通販などで買えるものもありますが、送料がかかったり、届くまでに時間が掛かります。やっぱり不便ですよね。
遊ぶ場所が少ない
デメリットの2つ目は観光地が少ないことです。
…というかニセコ町はなにもありません。スキー場しかありません。
なので他の遊ぶ場所は皆無です。食べるか滑るかしかありません。
滑らない人は、引きこもって映画やドラマを見るか、ひたすらゲームしてましたね。
小樽や札幌まで遠い
デメリットの3つ目は小樽や札幌まで遠いことです。
遠いと何がまずいかと言うと、ニセコから一番近い『観光ができて、衣服が買える場所』がめちゃくちゃ遠いということです。
公共交通機関で移動すると、小樽は大体2時間30分、札幌はもっと遠いです。ちなみに函館は5時間近くかかりました。
だから観光するにはとんでもなく移動時間が掛かってしまうのです。
ニセコのリゾートバイト求人を確保するコツ
ニセコでのリゾートバイトは、スキー・スノーボード愛好家を中心にとても人気。
その中でも条件の良い求人はあっという間に埋まってしまい、求人情報から消えていきます。
最後に、条件の良い求人を確保するコツを伝授するので役立ててください。
求人を探し始める時期
12月から勤務を始めた同僚スタッフの多くは、10月あたりから派遣会社と連絡を取り始めていました。
ライバルに先を越されないためにもスタートダッシュが肝心で、9月あたりから探すことをオススメします。
こだわりポイントが人によって違うため、 良い求人の条件も人によります。とはいえ、以下の項目は多くの人が希望する条件なので、すべてを満たす求人があれば速攻で派遣会社に連絡しましょう。
人気の求人条件
- 時給が高い
- 食費や寮費が無料
- 個室寮
- 職場から近い
- Wi-Fi完備
ホントに良い求人は埋まるのが早いですよ!
ニセコでの求人があるリゾバ派遣会社に登録する
ホテルやスキー場に直接連絡して、雇用してもらうのも悪くはありません。
しかし、派遣会社を利用することで、以下のようなメリットがあります。
リゾバ専門の派遣会社を利用するメリット
- 問題が発生した時に、担当者に相談すれば解決してくれる
- 寮や派遣先の人などの詳細な情報を、あらかじめ入手できる
- 派遣会社の厳しい審査を通過した、ホワイトな会社だけが掲載されていることがほとんど
- 履歴書だけで推薦してもらえるので、面接にかかる手間が省ける
直接雇用だと、何か不都合なことが起こった時に自分でどうにかしないといけなかったり、何も改善されないまま放置されてしまうことがしばしば。
派遣会社から働いているのであれば、もし問題が起こっても、担当者の人が仲介して解決してくれるので安心です。
リゾバ専門の派遣会社は15社以上ありますが、ニセコでリゾバするならの大手リゾバ派遣会社3社を登録しておけば大丈夫です。
《スキー場のリゾートバイトおすすめ派遣会社》
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《リゾバ業界で時給No.1!》
ここだけの話…複数の派遣会社に登録して良い案件を探す方、多いです!(すべて無料で登録できます)
どれか1社えらべと言われたら、高時給・サポート体制が万全のアルファリゾート1択です。
まとめ: スキー・スノーボード好き、英語を活かしたい方はニセコでリゾートバイト!
- スキー・スノボ好きには最高の雪質で滑れる
- リフト券付きの求人が多い
- 外国人に人気なので、英語も活かせる求人が多い
- 田舎なので、買い出しや遊ぶには不便
ニセコでのリゾートバイトについて、体験談を交えてバイトのリアルを赤裸々に紹介しました。
業務後や休日には最高の雪質でスキー・スノーボードができます。場合によってはリフト券が無料の特典も。
さらにはスキー・スノーボードという同じ趣味を持つ仲間を得られますし、出会いも正直に言うとあります。
またオーストラリアの方が多いので、英語力がある人は大活躍。これから留学やワーキングホリデーを考えている人は絶好の練習機会となります。
そのためスキー・スノーボード好き、英語を活かしたい方に向いているバイトです。
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